伝統で遊び、“三乗効果”で未来へ ― scuola SanSun 初展示会

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現代表装作家の神戸さん、真田紐デザイナーの内山さんと三人で、新たなグループを立ち上げました。
名前はscuola SanSun(スクオラ サンサン)。
初展示会のご案内です

 

開催日:2025年10月9日(木)~11日(土)
時 間:11:00~17:00(最終日16:00)
場 所:ギャラリー悠
静岡市葵区鷹匠2-6-17

 

昨年知人のデザイナーの呼びかけによる『四人展』に参加したのがきっかけでした。伝統的な素材や技法を用いながらも、既成の枠に捉われないモノづくりと手仕事へのこだわりで三人が意気投合。日本古来の紐や布、紙等々、素材どうしで響き合うものがあり、更に三人の進取の気質のようなものも響きあったのだと思います。

一過性の、展示会のためだけに集うのではなく、恒久的な、コラボによる制作も組み入れて一つのブランドへ…。と書くと大げさだけれど、三人でおしゃべりしながらバッグを作ったり、ブローチを作ったり、アイデアや感想を出し合ったり。で、出来たものでとりあえず展示会、という軽いノリです。

やってみると、”相乗効果”を超えた『三乗効果』で、一人でつくるのとはまた違ったものが出来上がる。素材も持ち寄るので、予想外の展開が生まれたりもする。遊んでるみたいに、時間があっというまに流れる。それぞれの個別の創作も尊重しながら、ワクワクするモノを一緒に作っていけたらいいなと思っています。

SanSunを漢字にすると三燦。こんなロゴになりました。


ちなみにscuola(スクオラ) はイタリア語で『学校』の他に、『○○学派』といった意味も。個人的には、Sの音の重なりがきれいで気に入っています(燦を手書きで書けと言われると自信がないけれど…)。

 

 

 

 

私は今回草木染に挑戦しています。正絹の白生地は状態が良ければシャツやブラウスに。でも多くは黄ばんでいたりして、使い道がみつからないまま段ボールにたまっていたものです。紅茶やハイビスカスティー、お庭のドクダミやヨモギの力を借りて、ふわりと軽い、優しい着心地のトップスに変身しました。そんな自然の風合いにあわせたくて、チェーンやビーズでネックレスもつくっちゃいました。三人三様のトートバッグもお楽しみに。

伝統で遊び、“三乗効果”で未来へ ― scuola SanSun 初展示会

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