v-kimono

着物~ビンテージキモノ
~Kimono Remake

若いころにハマった着物、いつしか遠ざかってしまった着物、ビンテージ(アンティーク)キモノの面白さに、プロにワンピースやアロハシャツを仕立ててもらったこともあった。それもまた遠い昔のこと。

そんな忘れていたキモノリメイク熱が、ある日突然一枚の浴衣地で復活した。このたびはオリジナル&ハンドメイドでチャレンジ。一部簡単レシピも公開。[本文を読む…]

Open宣言:浴衣から始めよう

  • スリーブレス そろそろ終わりか 猛暑でも…トップスベスト3
    08/14 2018

    スリーブレス そろそろ終わりか 猛暑でも…トップスベスト3

    8月に入ってからも再販依頼をいただいたりしたので、 思い切ってもう二点スリーブレスをショップに出した。 まだまだ暑いし、特に今年は猛暑だし、欲しい方もいるかもしれない。 トントンと気に入ってくれる方が現れた。 世間はバーゲンも最終戦というこの時期、ありがたいことである。 実はこの二点、今年縫ったスリーブレスのなかで特にお気に入りのもの。浴衣地の布力がすごくて真っ先に縫っていたのに、なぜかタイミングが合わずに出しそびれていた。どたばたするうちに8月に入り、このまま機を逃してしまうんじゃないかと思っていたもの。 何がネックかというと、写真。写真にとらなければアップもできない。どの順番でアップしていこうかと考えて、制作順とは異なる順番で写真を撮っている。一度にたくさんは撮れず、縫いの合間に撮ってアップして、また撮って、とやっていて最後に残ってしまったのだ。 駆けだしショップオーナー、運営に色々と難はあるが、全部一人でやっているので、なりゆき気分でゆらゆらゆるゆるやるしかない。本当は一人だろうと何人だろうと、ちゃんと戦略立ててやらなくちゃいけない。わかっちゃいるけど出来ないのだ。そこまで商売になってしまうと、創作意欲が減退してしまうのだ。かといって売れなくても減退はする。難しい。 そうこうするうちに、フレンチスリーブや半袖でオーダーが入り、気が付いたらもう8月半ば。このところ雷雨が続き、このまま夏が終わるんじゃないのかという気すらしてきて、あわてて書きかけ記事を書いている。   このデカ団扇、着るとなかなか粋である。先日美容院のおにいさま二人にも見せびらかしたところ、すごく良いとおほめいただいた。リップサービスが入っているにしても、自分で言うのもなんだけれど、本当にカッコ良い、ぶっとんだ柄ゆきである。それがまたこのトップスの潔さにぴしゃりとハマっている。これに衿をつけたり、袖を足したりしてはいけない。 アイキャッチの梅模様も、きっぱりとした色柄がとても好ましい。黒に近い紺に、梅のしべの鮮やかな赤。奔放に走る枝と、気まぐれにぶら下がる蕾の白。ポップな勢いに柄のバランスも絶妙で、梅なのに夏というのも自由で良い。 デカ団扇もそうだけれどこのおおらかさがまさに浴衣で、浴衣ってTシャツだよなとあらためて思う。その昔の湯帷子(熱スチームよけの麻の着物)、つまり下着がオリジナルで、それが普段着に昇格したというのも同じ。自由奔放な遊びごころに満ちあふれ、そこに色や模様の技が躍る。 もう一枚のお気に入りはこちら。キメの写真がないのでど~んとアルバムで。   写真がイマイチなのが悲しい(なんでサムネイルがぼけぼけ?)。良さが伝わらない。コーヒー色の地色に月の光を浴びて花や葉がぼーっと浮かび上がる、そんな幻想的な柄ゆきがとっても素敵で、花のひわ色や桜色、藤色、葉の藍もぼかしが入っていて、全体の輪郭をぼかす白も全てが優しい。それを締めるのがしべの朱と縁取りの白。大中小と様々な大きさの花の群れが明るい闇のなかを優雅に流れ、大ぶりの葉がその流れに従っている。まるで一幅の絵画なのに。 浴衣地のタグに、この浴衣は日本で染め、中国で縫ったものです、と注意書きがあった。一部はミシン縫いで、衿の切り込みの入れ方が深く、しかもカーブを描いていて、昔のものとは違っていた。染も、一応裏まで染料は通っているけれど、表裏二度染めの注染ではない。でも、そんなことはどうでもよくなるほど「酔わせてくれる」柄ゆきなのである。 この三枚、いずれもが2018夏のマイNo.1で、どれか一枚を選ぶことができない。全く違う個性、全く違う雰囲気に、まとった瞬間自分が染まる。すごいなあ!と着るたびに思わせてくれる、今年の夏の出会いに感謝。 iichi:https://www.iichi.com/shop/ks-remake Creema:https://www.creema.jp/c/ks-remake/item/onsale  
  • 07/28 2018

    洗える浴衣は使える浴衣

      明るい色の写真で明るい話しを書きたいのだが、なぜかまた地味色トップスである。 しかもまたまた浴衣ネタ。 というか、夏は浴衣Tしか着ないかも!宣言してるし、浴衣リメイクしかしてないし、 だから浴衣ネタしかないのである。 夏はまだまだこれからだけれど、夏物はいつまで売れるのだろう。派手柄のノースリーブトップスは8月になっても買ってくれる人がいるのだろうか。このあたりで袖ありを出したほうが良いのではないか、などとにわかショップオーナーは考えた。 それで縫ったのがこちら。う~ん、シブい。やっぱり派手目で明るい色あいのあっちにしたほうが良かったかなあ。でもシンプルデザインに徹したこっちにはこっちの良さもある。 ①ボートネックにアクセサリーが生える。ボトムがデニムだったらこんなエチオピアンチェリーや、シェルとターコイズのチョーカーなんかも良さげ。南洋真珠やキラキラビーズにすればエレガントディナーにもイケる。 ②いろんなボトム、手持ちのはおりものやスカーフ、ジャケットインにも合わせやすい。 が、最大の優れ点は以下の二つ。 ④しわになりにくい。 ⑤洗ってもすぐに乾き、ノーアイロンでOK。 というのもこの浴衣地、帝人テトロン。綿とポリエステルの混紡である。 春から数回にわけてオークションで落とした浴衣。結構な数のうち、一枚が反物状のこの混紡であった(あと一枚、ミシン仕立てのポリエステル100%も)。セット売りなので柄や素材に当たりはずれがあるのは仕方がない。この二枚は使えないかな、と半ばあきらめた。 期待もせずに自分用に(別デザインで)縫ってみると、いやあ、悪くない。綿は絹や麻より扱いやすいけれど、それでもアイロンをかけないと可愛そうなものもある。ところがテトロン君にはそれがいらない。気を使わないで着られるというのは「使える」ってこと。 肌触りもさらりとしているし、ポリ100のような汗を吸わない不快感などまったくなくて、着心地も悪くない。旅行に最適である。天然素材100信仰は根強いけれど、これなら一枚あっても良い。 無事出品あいなったこの浴衣Tには、もうひとつエピソードがある。ショップの作品解説には書かなかったけれど、実はこれ(元巨人軍選手にして現野球解説者の)柴田勲浴衣なのである。反物を巻いたビニールカバーに、若かりし柴田選手が浴衣を着ているプロマイド(死語だよな、たぶん)が挟み込まれていた。 セピアの写真に白ぬきのサイン入り。せっかくだから載せておこう。着ている柄は違うけれど、まあご愛嬌ということで。しかしいったい何年前の写真だろう。いったいどこで、プロマイド付きの反物のまま眠っていたのだろう。     最近、インスタ映えすると男子にも浴衣が人気という。本田浴衣とか売れそうだね。で、本田に似合う浴衣ってどんな? 手持ちの浴衣地を思い浮かべた。真っ先に浮かんだサッカーボールみたいな三つ巴紋より、むしろきっぱりした古典的な大柄が似合いそう。インパクトのあるやつ。 iichiだと7月31日まで10%OFF:K’s -藍色格子のかぶりTブラウス ボートネック  
  • 07/27 2018

    ★二つという評価!? いただきました

    7月に入ってiichiが10%オフキャンペーンを始めた。 おかげでいつもより閲覧数が多くなり、 作品も作家にもお気に入り数が少し増えた。 比例して、作品も何枚かオーダーが入った。 有難いことである。 これまでずっと★評価5だったのだが、一人の方から★2という悲しい数字をいただいてしまった。 浴衣トップスである。ひとこと、Mサイズと注文したのに思っていたより小さかったです、と。 これはあるだろうなあ。試着できないオンラインショップじゃ。 作品ページには、肩幅、胸幅、裾幅、丈、袖の長さなどを明記している。受注生産なので調整は可能だし、ご自分の洋服で計って注文してくださいね、ご希望のサイズでおつくりします、とアナウンスもしている。これまで、細かくサイズを指摘してくる方がほとんど。少し大きいような気もするが、ゆったり着たいので参考サイズでOK,という方もいらした。 生地に限りがあるので限界はあるが、場合によっては若干デザインを変えることだって可能。これまでの最大は友人に作った浴衣Tの3Lである。この、自分サイズに(それなりにではあるが)調整できる、という受注制作のメリットが意味をなさなかったのも悲しい。 この作品、人気があって完売してしまった。もう一枚分残っていたら、大き目に作って交換させていただいたのに。 仕方ないので、お直しもするし、返品もお受けする、と提案した。が、返事はない。少し小さいが着られるのでこのままで着ます、ということなら良いのだけれど。作品自体は、オブザーバー知人友人にも可愛いと評判のもの。私も気に入っている作品だけにとても残念。 これを機に、iichiの規定を調べてみた。取引中はキャンセルできるが、(原則として)作品受け取り後は出来ないことになっている。 買い手の方のご都合による返品・交換はできません。ご了承下さい。ただし、手元に届いた作品が注文した作品と異なる場合や、破損していた場合には売り手と十分にご相談いただいた上で、当事者間で返品・交換等の手続きをお願い致します。 今回のケースは規定では返品不可である。サイズの件も明記してあったので、こちらの落ち度ではない。 オンラインショッピングの、しかもハンドメイドの販売である。写真や説明文を充分読んで了解して購入してくださいね、色や素材感など(写真で見て)「思っていたのと」異なる場合もあるかもしれませんけれど、そういうことも了解の上で選んでくださいね、ということであろう。 色や素材は、まず写真に撮る段階で実際とは異なってしまう。それを各々環境が異なるモニター画面で見るわけで、なかなかそのままは伝わらないと思う(一度、「思っていた通りの色でした」と感想をいただいたことがあるが)。 一方、サイズは明記しているので、「思っていたのと」異なることはないはずであるが、これが違うのだ。私たちは実際のサイズではなく、サイズ感で暮らしている。モノの大きさはこれくらいだと「思っている」のだ。 ところで、★2の買い手の方は、果たしてご自分の洋服のサイズを測られただろうか? メジャーやモノサシを持っていなければ、測れない。もしかしたら測っていないのではないか。自分はいつもMサイズの服を着ている。だから正確な胸幅なんかはわからないけれど、文中に(M)とあるし大丈夫、と「思った」のではないか。 これからのこともある。なるべくジャストサイズで、柄も色もデザインも気に入っていただき、しかも着心地良く着ていただきたい。自分サイズを測ってください!!という注意喚起をちょっとくどいくらいに書き足すことにした。同じMや9号でも、デザインや着る人の体型でサイズ感は異なるので、そのことも加えて。けれども問題はメジャーやモノサシを持っていない方である。 何か良いアイデアはないだろうか。誰の部屋にもあるものでモノサシ代わりになるもの。ティッシュペーパーの箱などはどうだろう。長辺は22.5cm、短辺が11.5cmである。A4の紙は29.7×21、官製葉書は14.8×10。今後は取引ナビでサイズを測ったかを必ず確認することにしよう。で、メジャーが無いという方にはティッシュの箱の長さ×2+指二本くらい、とお伝えしよう。あ、スマホも良いかも。iPhone6×3.5とか。 ちなみに、この後の二点はいずれもサイズ明記でオーダーが入り、いずれも、サイズはぴったりだった、気がかりだったサイズも問題なかった、着心地が良い、とコメントをいただいている。    
  • 07/13 2018

    友人の超簡単浴衣リメイクワンピース

    友人からLINEに写真が届いた。 ダンナの浴衣から作ったワンピース。 前記事「夏はもう浴衣Tしか着ないかも & 男もの浴衣地がかわいい!」 に触発されて作ったのだという。 嬉しいなあ。 眠っていた浴衣がまた一枚復活を遂げたということと、応援してくれていた友人が「じゃ自分でも作ってみようか」とトライしてくれたこと。 しかもあっと驚く超簡単リメイク! 作り方は以下。 ①衿とおくみ、袖をほどく ②前後身ごろは脇も背中心もほどかず、丈を裾から胸までの長さにカット(裾折り返しも解かずそのまま利用) ③前身頃前中心を縫う ④ほどいた袖を横使いしてヨーク(+袖)とし、前後身ごろと縫い合わせる ⑤衿あきを(かぶって着られるよう)ボートネックにカットし、肩から袖先とそで下を縫う ⑥アイロンで接着できる裾上げテープで衿あきを処理 ⑦袖口を折り返して縫い、ゴムを通す ミシンかけは15分程度という。素晴らしい!  「脇をほどけばもっと布地を節約できたけど、めんどくさいからそのままにした」これも素晴らしい!! 「(濃い色の浴衣は透けないし)プール行きに重宝してます。ほんと、男物浴衣っていいですね。」 更に嬉しかったのは「(つくるのが)とっても楽しかった」という一言!  
  • 07/01 2018

    夏はもう浴衣Tしか着ないかも & 男もの浴衣地がかわいい!

    あつい。だるい。べたべたがいやだ。 いつもこの時期がきつい。 頭に熱がこもり、体は動かず、全身どんよりしている。 さっさとエアコン入れればいいのに、なぜかぎりぎりまで入れたくなくて、ひたすらぼーっとしている。 目安は風。6月中は結構涼しい南の風が入る。入っている間は耐えられる。 これが7月のある日、突然向きが変わる。 この一か月あまり、友人サポートの合間に浴衣地でせっせとリメイク(作るのは遊び)。気が付けば半袖やノースリーブのトップスを20着あまり縫っていた。ショップにあげたのが(ここから仕事)5種類、売れたのが6着。 でもね、自分で言うのもなんだけれど、着心地も着た感じもとっても良いのよ(買ってくれた人の評価も高)。で、去年もそうだったように、夏はもう浴衣Tブラウスしか着ないような気がする。 昨日、昔のお気に入り某ブランドのシャツブラウスを着た。綿リップルのちょっと凝った織りの生地で、ラインもゆったり目で、肌にまとわりつかない、夏に最適の涼しいシャツ。のはずなのに、これが涼しくない。何が違うのか。浴衣Tに着替えた。 これはもう着てみないと分からない。圧倒的に軽い。肩にかかる負荷が全然違う。服のもつ制約から体が解放されたような軽やかさ。風が服のなか、というより体のなかをすっと抜けていく。 ブランドシャツだって服地としては普通の厚さで、これまで全く気にならなかったのに、一度浴衣Tを着てしまうともうあの重ったるさに戻れない。 試作も含めた20着のなかに、最初から自分用に縫ったものがある。売れそうもない生地だけれど、部屋着にはいいかも。たとえばアイキャッチの半袖のかぶりT。 オークションで落としたひと箱いくらに男ものの白絣が二枚あって、こちらは片面プリントのもの。ランク的に劣るし、あまりにオーソドックスな柄でつまらない。遊んじゃえと、ムスコが子供の時に着た浴衣を衿にはめた。あら不思議。かわいいじゃん。浴衣地に開眼して二度目の夏、あらたに発見したのは、男もの浴衣地で作るとけっこう可愛いのができること。甘くない、粋な可愛さ。 子供浴衣は生地が細切れで、それを縫い合わせてなんとかノースリーブトップスを一枚。もう一点のムスコ浴衣-幾何学模様でも半袖かぶりTを一枚。 上記アルバム(当サイトでは初アルバムか?)では、男もの浴衣地利用だけセレクトしてみた。相変わらず写真がネックだなあ。「着画がないと着た感じが伝わらない」と言われ、やむなく着画も撮るようになったけれど、むしろボディを買おうか。 しばらく前からカメラ欲しい病が再発していて、臨時収入(なんとWordpressのカスタマイズで)が入ったので買ってしまいそう。写真はカメラじゃない、いやわかっちゃいるんだけれど。 妹がやってきて、そこらじゅうにぶら下がっている”作品”を見て言った。「ショップの写真より全然かわいい!」 届いた”作品”が写真よりかわいいのは購入者には嬉しいだろうけれど、それでも、もう少し良さが伝わる写真を撮りたい。まずは目に留めてもらわなきゃしょうがないのだ。 Creemaがインスタと連携?してなんだかすごいことができるというので、インスタ登録してみた。連携できない。どうやればいいのお~~。しかしみんなまめに写真投稿しているねえ(私にはムリ…)。  
  • 05/30 2018

    リメイクというよりリペアかな シルクのバッグ

    20年くらい前にアジアの海辺のホテルショップで出会ったもの。 どこだっけなあ。 シルクはタイが有名だけれど、家族が一緒だったからたぶんベトナムかバリ島。 ホテルとかレストランとかは結構覚えているのに、なぜかこのお店の記憶だけがおぼろ。 今だったらもっと興味津々で、きっと印象に残っただろうに。 元のはもう少し細長くて、刺繍糸と同じ色の別布が上部に縫い合わされていて、そこから太いロープを芯にした持ち手が同じ布で伸びているデザインだった。光沢があるすごく品の良いカラーコーディネート、かつフォルムだった。 お店は忘れちゃったけれど、バッグはとても気に入って愛用していた。近所のスーパーやコンビニに行くときなど財布と携帯を放り込むのに最適だった。 旅行にもよく持って行った。中綿が入っていてふんわりと軽く、荷物にもならない。ホテルのレストランにぶら下げていくにもおしゃれで、なかにパスポートを入れて、椅子の背と自分の背中の間に挟むのにこれまた最適だった。 リメイクする前のを写真にとっておくべきだった。別に記事にするつもりもなく、まあやってみるかと軽い気持ちで、ざくりと鋏を入れてしまった。 上部を薄茶色の絞りの着物地で補強したあと、悩んだのは持ち手。このシルクの風合いにマッチする持ち手ってどんなだろうと…。 結局シルクの手編み糸を何本か編んでよりあわせることにした。 よしよし。これならまた旅のお共に連れて行けそうだわ。