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着物~ビンテージキモノ
~Kimono Remake

若いころにハマった着物、いつしか遠ざかってしまった着物、ビンテージ(アンティーク)キモノの面白さに、プロにワンピースやアロハシャツを仕立ててもらったこともあった。それもまた遠い昔のこと。

そんな忘れていたキモノリメイク熱が、ある日突然一枚の浴衣地で復活した。このたびはオリジナル&ハンドメイドでチャレンジ。一部簡単レシピも公開。[本文を読む…]

Open宣言:浴衣から始めよう

 

  • ハイビスカスが元気です!
    11/09 2018

    ハイビスカスが元気です!

    3月だったと思う。それとも別の年の5月だったかな。 那覇空港からタクシーに乗ったら、街路にハイビスカスが咲いていた。 さすが沖縄、もうハイビスカスが咲くんだね、とつぶやいたら、 ドライバーに、一年中咲いてますよ、と言われて二度びっくりした。 それでも夏の花というイメージに変わりはなかったのだが、それがこの秋完全にくつがえされた。 夏の終わりに、蕾がいくつかついた鉢を買った。近所のスーパーの店頭で格安で売られていたのだ。季節が過ぎた売れ残りなのだろう。 ハイビスカスになど興味はなかった。あの真っ赤な色も好きなわけではない。何故買ったのかというと、(蕾みたいに見える)しぼんだ花がらの色がしぶい枯れたようなピンクで、こんな色ならハイビスカスも良いかもしれないと、ふと思ってしまったのだ。 楽しみに開花を待って、なあんだ、とがっかりした。一日花というやつで、気付いたときには咲き終わっていて、最初の花は見られなかったのだ。朝の苦手な私は(朝顔同様)きれいに咲いている姿を拝むことはできないのか。 次の日、午後になってもまだ咲いていた。が、また、なあんだ、と思った。普通の、定番の、お約束のハイビスカスのあの赤じゃないか。知らなかった。しぼんだ花の(裏側の)色は、咲いた花びらの色ではないのだ。 けれども、元気に咲き続けるハイビスカスにはある種の見事さがあって、二度のがっかりにもかかわらず、水やりが楽しくなっていった。不思議なことに、その後のハイビスカスは一日でしぼまず、数日咲き続けてくれる。そんなにがっかりしないでよ、ほら、私も二三日頑張るからさ、ということなのだろうか。けなげだ。 ラベルに10月には室内に入れろ、とあったので、残暑が終われば花も終わるのだろう、と思っていた。彼岸を過ぎた。まだ次々と咲きつづけていた。10月になった。変わらず。そして11月になってしまった。花は咲いてはしぼみ、花がらはひっそりと落ちて、そしてまた蕾がふくらんでいる。 花の終わりが部屋に取り込む目安と(勝手に)思っていたので、冷たくなってきた風に花びらが少し寒そうにしているのを見ながら、どうしたものかとタイミングを計っている。   初めてハイビスカスをベランダに迎え、一つの疑問が浮かんだ。この花がらを干せばハイビスカスティーになるのかしら。エジプトで買った、黒に近い色のカラカラの花がら状のハイビスカスティー。 試しに落ちた花がらを干してみた。いくら干しても細長いままで、記憶にある丸っこい蕾のような形状にはならない。エジプトのハイビスカスが違うのか、はたまたエジプトの太陽だとあのように短く干上がってしまうのか。 調べたらお茶にするのは観賞用のハイビスカスとは別の品種で、同じアオイ科の『ローゼル(Hibiscus sabdariffa)』というものらしい。しかもお茶になるのは花ではなく、赤いガクの部分だという。知らなかった。   お茶にならないとわかっても、相変わらずハイビスカスの花柄を干している。はらはらと花弁が散るのではなく、律儀にくるくると元に戻るように花が閉じて、閉じたまんなかにてんてんとおしべが覗いて、時間と共に枯れたピンクが枯れた紫に変色していくハイビスカス(の花がら)は、かさかさと音を立てる手触りといい、秋にふさわしい花(がら)のような気がする。 咲き終わってすぐはくすんだピンク、だんだん紫が濃くなり、最後は白っぽいくすんだ紫になる 真ん中の写真、黒っぽい物体がエジプト産ハイビスカスティー(もっと立派な形状だったのに、どんどん型崩れしてよくわからないシロモノになってしまった)   この花柄のような色の羽織りカーデガン風ブラウスジャケットをつくったのだけれど、アップできないままでいる。柔らかい綿で、着心地抜群。なんとかお披露目だけはしてあげたい。    
  • 着物の格子とタータンチェック
    09/19 2018

    着物の格子とタータンチェック

    着物の柄は実に多彩だけれど、伝統模様というより定番と呼びたいものがある。 ここでは格子について。   チェックと格子 格子(チェック)は世界共通の模様で、服地の世界でも定番である。なかでも、数種類の糸を交差させることにより組み合わせのぶん色の数が増えるタータンチェックは、繰り返し人気が浮上する、波のある定番模様である。今年はその波がまたやってきたようで、タータン模様が目につく。 これまでで大きな波はバーバリーだろうか。高校生が皆バーバリーのマフラーを巻いていた。ブレザーの制服にはよく似合ったけれど、制服だから同じでも違和感がなかったのであって、それがあらゆるところに溢れると、ちょっと食傷気味となった。 タータンの魅力は、複数の色の糸が織りなす華やかさだろう。たとえば6色の色糸を縦と横に繰り返して使えば、織り出される色は21色となる。 計算式:{X(糸の色数)+1}×X/2=織りあがった色数 タータンの定義は、ウールの綾織りであること、二色以上の色を使うこと、縦と横の糸の色と数が同じこと。このルールがあるおかげで、一発でタータンとわかる。 スコットランドがオリジナルのタータンチェックは、そもそも氏族によって色や組み合わせが決められていた。日本の家紋とは違って、本家と分家でも色模様が異なるという。一目でどこの氏族かわかるというのは、エンブレムや旗印だけより、戦場では役に立ったのだろう。 その後さまざまなタータンが生まれ、名前をつけられ、分類されている。今では「スコットランド・タータン登記所」に申請し、上記の三点の条件を満たし、オリジナリティが認められれば、独自の名前で登録できるという。 参考:タータンチェックの種類と魅力的な文化・歴史|スコットランド旅行記01   正方形と長方形 着物の格子もタータンチェックだよなあ、とひそかに思っていたのだが、残念ながら登録はできない。ウールの着物もあるけれどたいてい平織だし、二色以上の糸を使うという条件はクリアできても、ひとつだけクリアできないのが、「縦と横の糸の色と数が同じ」という一点ではないかと思う。手持ちの着物の格子柄を見ると、みな縦と横の糸の色と数が違うのである。 たとえば黒、黄、緑、赤の4色を縦と横にシンプルに繰り返した大島紬がある(写真下)。派手な色目で大島特有の光沢もあり、かなりインパクトのある格子である。ただし、色糸の重なりで色に渋さが生まれ、個性と落ち着きが共存している。着物地といわれなければわからないモダンさもある。この格子、縦と横の色の数は同じだけれど、糸の数は異なる。なので格子が長方形になっている。 もう一枚の紺地の大島もやはり4色の色を使った格子で、こちらもとてもモダンである。が、やはり縦と横の糸の数が異なるため、格子は長方形である。 正方形の格子もないことはない。江戸の役者名からきた市松模様というのがある。黒と白の市松などきっぱりとしていて、気こなしによってはとても粋である。けれどもこの市松も、着物になると(どうかすると)縦長や横長の長方形のくりかえしになっていたりする。日本人は正方形より長方形が好みなのだろうか。   リズム タータンを見ると、四角形の端正な繰り返しのリズムが目に心地よい。基調となる色が規則正しく四角を繰り返し、安定感、安心感がある。色の組み合わせで一発で氏族やブランドが分かるのも、すごいことである。 一発でわかるというのはそれだけ個性が強いということだけれど、それだけ規範が固定的に強いと、個性的だけれど平凡ということにもなったりする(バーバリーしかり)。そうなると端正な繰り返しは単調で退屈なくりかえしになり、リズムの強さの中に着る者の個が埋没してしまうようなことにもなる。 着物の格子も、一定のパターンに従って色糸が繰り返されているわけで、そこにリズムが生まれるのは同じだ。タータンと異なるのは、縦と横で色糸の繰り返しパターンが同じではない、ということだろう。 たとえば上記写真の紺の格子の大島の赤糸を見ると、縦と横で糸の本数・通し方が違う。色の並べ方の順番も、縦と横で同じではない。糸の数だけで正方形が長方形になっているだけでなく、色の並べ方でも方形の繰り返しのリズムは崩されている。 安定感がない、落ち着かない、というわけでは決してない。けれども、上から下まで同じ模様が、だーっと面積広く身の上を占有する着物には、端正で規則性の高いリズムより、おおらかでどこかに「破」のあるリズムのほうがなじむのかもしれない。 格子の着物から洋服へのリメイクは違和感なく行っているが、このたびタータンを眺めながら、タータンチェックは着物になるだろうかと想像してみた。帯だったらイケるかもしれない。でも着物は…、ちょっと難しそうである。市松もあるし、ウールの定番のような二色の格子もほとんどタータンなのに、なぜか伝統的な由緒正しきタータンは、着物に仕立てても着物になってくれないような気がする。   縦の線 ビビッドな赤の綿格子から、ラップスカートとボレロ、ミニトートを作った。    この格子を眺めていて気付いたのは、格子に通る縦の線である。 経糸は赤、黒、茶鼠(グレイがかったカーキ色)、黄、の四色であるが、横糸は赤と黒だけである。縦にだけ通る残りの二色のうち目に強く飛び込んでくるのは、糸のように細く黒に沿っている黄色ではなく、リボンのようにすっと伸びる茶鼠である。 横糸で格子をつくる黒の線も細く、従って地の赤に印象的なのは茶鼠の縦線で、格子というより、縞(ボーダー)の要素が強まっているのだ。 そういえば…、と他の格子の着物(地)もあらためて眺めてみた。藍に赤と黄色と白、ブルーと5色が使われている綿着物(写真手前)では、横糸には藍の地色の他は黄色しか使われていない。ここでは黄色と赤の線が縦にボーダーになっている。茜色と黒と白のウールの着物も同様で、黒は縦にしか使われていない。 格子の形の長方形も縦長だし、着物では縦の線が強く意識されていることがわかる。これもまた、袖も長く、帯から下も足先までひと息に長い、着物という形態と関係があるのだろうか。あるいは、長方形と同じように日本人の「好み」がそこにあるのか。 縦に線が通っている着物地は、リメイクで縦に使うか横に使うかで表情が異なる。それがとても面白いのだが、実は縦に通るラインは、格子や縞だけではなく幾何学模様や草花模様にもはっきりとある。 九鬼周造は、縦縞が「粋」であるのは重力にも関係があると書いているけれど(「粋の構造」)、上から下への(あるいは斜め下への)視線の流れが常に意識されているのが、日本の着物なのだろう。「和」からなるべく離れて自由にリメイクしたい私は、だから着物地を横に使うのが好きなのかもしれない。    
  • スリーブレス そろそろ終わりか 猛暑でも…トップスベスト3
    08/14 2018

    スリーブレス そろそろ終わりか 猛暑でも…トップスベスト3

    8月に入ってからも再販依頼をいただいたりしたので、 思い切ってもう二点スリーブレスをショップに出した。 まだまだ暑いし、特に今年は猛暑だし、欲しい方もいるかもしれない。 トントンと気に入ってくれる方が現れた。 世間はバーゲンも最終戦というこの時期、ありがたいことである。 実はこの二点、今年縫ったスリーブレスのなかで特にお気に入りのもの。浴衣地の布力がすごくて真っ先に縫っていたのに、なぜかタイミングが合わずに出しそびれていた。どたばたするうちに8月に入り、このまま機を逃してしまうんじゃないかと思っていたもの。 何がネックかというと、写真。写真にとらなければアップもできない。どの順番でアップしていこうかと考えて、制作順とは異なる順番で写真を撮っている。一度にたくさんは撮れず、縫いの合間に撮ってアップして、また撮って、とやっていて最後に残ってしまったのだ。 駆けだしショップオーナー、運営に色々と難はあるが、全部一人でやっているので、なりゆき気分でゆらゆらゆるゆるやるしかない。本当は一人だろうと何人だろうと、ちゃんと戦略立ててやらなくちゃいけない。わかっちゃいるけど出来ないのだ。そこまで商売になってしまうと、創作意欲が減退してしまうのだ。かといって売れなくても減退はする。難しい。 そうこうするうちに、フレンチスリーブや半袖でオーダーが入り、気が付いたらもう8月半ば。このところ雷雨が続き、このまま夏が終わるんじゃないのかという気すらしてきて、あわてて書きかけ記事を書いている。   このデカ団扇、着るとなかなか粋である。先日美容院のおにいさま二人にも見せびらかしたところ、すごく良いとおほめいただいた。リップサービスが入っているにしても、自分で言うのもなんだけれど、本当にカッコ良い、ぶっとんだ柄ゆきである。それがまたこのトップスの潔さにぴしゃりとハマっている。これに衿をつけたり、袖を足したりしてはいけない。 アイキャッチの梅模様も、きっぱりとした色柄がとても好ましい。黒に近い紺に、梅のしべの鮮やかな赤。奔放に走る枝と、気まぐれにぶら下がる蕾の白。ポップな勢いに柄のバランスも絶妙で、梅なのに夏というのも自由で良い。 デカ団扇もそうだけれどこのおおらかさがまさに浴衣で、浴衣ってTシャツだよなとあらためて思う。その昔の湯帷子(熱スチームよけの麻の着物)、つまり下着がオリジナルで、それが普段着に昇格したというのも同じ。自由奔放な遊びごころに満ちあふれ、そこに色や模様の技が躍る。 もう一枚のお気に入りはこちら。キメの写真がないのでど~んとアルバムで。   写真がイマイチなのが悲しい(なんでサムネイルがぼけぼけ?)。良さが伝わらない。コーヒー色の地色に月の光を浴びて花や葉がぼーっと浮かび上がる、そんな幻想的な柄ゆきがとっても素敵で、花のひわ色や桜色、藤色、葉の藍もぼかしが入っていて、全体の輪郭をぼかす白も全てが優しい。それを締めるのがしべの朱と縁取りの白。大中小と様々な大きさの花の群れが明るい闇のなかを優雅に流れ、大ぶりの葉がその流れに従っている。まるで一幅の絵画なのに。 浴衣地のタグに、この浴衣は日本で染め、中国で縫ったものです、と注意書きがあった。一部はミシン縫いで、衿の切り込みの入れ方が深く、しかもカーブを描いていて、昔のものとは違っていた。染も、一応裏まで染料は通っているけれど、表裏二度染めの注染ではない。でも、そんなことはどうでもよくなるほど「酔わせてくれる」柄ゆきなのである。 この三枚、いずれもが2018夏のマイNo.1で、どれか一枚を選ぶことができない。全く違う個性、全く違う雰囲気に、まとった瞬間自分が染まる。すごいなあ!と着るたびに思わせてくれる、今年の夏の出会いに感謝。 iichi:https://www.iichi.com/shop/ks-remake Creema:https://www.creema.jp/c/ks-remake/item/onsale official SHOP:https://shop.ks-remake.com   追記 8/29: 夏の終わりにオンラインショップをつくってしまった…。 おかげで商品としてあちこちに埋め込めるようになったので記念にペタリ。   
  • 07/28 2018

    洗える浴衣は使える浴衣

      明るい色の写真で明るい話しを書きたいのだが、なぜかまた地味色トップスである。 しかもまたまた浴衣ネタ。 というか、夏は浴衣Tしか着ないかも!宣言してるし、浴衣リメイクしかしてないし、 だから浴衣ネタしかないのである。 夏はまだまだこれからだけれど、夏物はいつまで売れるのだろう。派手柄のノースリーブトップスは8月になっても買ってくれる人がいるのだろうか。このあたりで袖ありを出したほうが良いのではないか、などとにわかショップオーナーは考えた。 それで縫ったのがこちら。う~ん、シブい。やっぱり派手目で明るい色あいのあっちにしたほうが良かったかなあ。でもシンプルデザインに徹したこっちにはこっちの良さもある。 ①ボートネックにアクセサリーが生える。ボトムがデニムだったらこんなエチオピアンチェリーや、シェルとターコイズのチョーカーなんかも良さげ。南洋真珠やキラキラビーズにすればエレガントディナーにもイケる。 ②いろんなボトム、手持ちのはおりものやスカーフ、ジャケットインにも合わせやすい。 が、最大の優れ点は以下の二つ。 ④しわになりにくい。 ⑤洗ってもすぐに乾き、ノーアイロンでOK。 というのもこの浴衣地、帝人テトロン。綿とポリエステルの混紡である。 春から数回にわけてオークションで落とした浴衣。結構な数のうち、一枚が反物状のこの混紡であった(あと一枚、ミシン仕立てのポリエステル100%も)。セット売りなので柄や素材に当たりはずれがあるのは仕方がない。この二枚は使えないかな、と半ばあきらめた。 期待もせずに自分用に(別デザインで)縫ってみると、いやあ、悪くない。綿は絹や麻より扱いやすいけれど、それでもアイロンをかけないと可愛そうなものもある。ところがテトロン君にはそれがいらない。気を使わないで着られるというのは「使える」ってこと。 肌触りもさらりとしているし、ポリ100のような汗を吸わない不快感などまったくなくて、着心地も悪くない。旅行に最適である。天然素材100信仰は根強いけれど、これなら一枚あっても良い。 無事出品あいなったこの浴衣Tには、もうひとつエピソードがある。ショップの作品解説には書かなかったけれど、実はこれ(元巨人軍選手にして現野球解説者の)柴田勲浴衣なのである。反物を巻いたビニールカバーに、若かりし柴田選手が浴衣を着ているプロマイド(死語だよな、たぶん)が挟み込まれていた。 セピアの写真に白ぬきのサイン入り。せっかくだから載せておこう。着ている柄は違うけれど、まあご愛嬌ということで。しかしいったい何年前の写真だろう。いったいどこで、プロマイド付きの反物のまま眠っていたのだろう。     最近、インスタ映えすると男子にも浴衣が人気という。本田浴衣とか売れそうだね。で、本田に似合う浴衣ってどんな? 手持ちの浴衣地を思い浮かべた。真っ先に浮かんだサッカーボールみたいな三つ巴紋より、むしろきっぱりした古典的な大柄が似合いそう。インパクトのあるやつ。 iichiだと7月31日まで10%OFF:K’s -藍色格子のかぶりTブラウス ボートネック  
  • 07/27 2018

    ★二つという評価!? いただきました

    7月に入ってiichiが10%オフキャンペーンを始めた。 おかげでいつもより閲覧数が多くなり、 作品も作家にもお気に入り数が少し増えた。 比例して、作品も何枚かオーダーが入った。 有難いことである。 これまでずっと★評価5だったのだが、一人の方から★2という悲しい数字をいただいてしまった。 浴衣トップスである。ひとこと、Mサイズと注文したのに思っていたより小さかったです、と。 これはあるだろうなあ。試着できないオンラインショップじゃ。 作品ページには、肩幅、胸幅、裾幅、丈、袖の長さなどを明記している。受注生産なので調整は可能だし、ご自分の洋服で計って注文してくださいね、ご希望のサイズでおつくりします、とアナウンスもしている。これまで、細かくサイズを指摘してくる方がほとんど。少し大きいような気もするが、ゆったり着たいので参考サイズでOK,という方もいらした。 生地に限りがあるので限界はあるが、場合によっては若干デザインを変えることだって可能。これまでの最大は友人に作った浴衣Tの3Lである。この、自分サイズに(それなりにではあるが)調整できる、という受注制作のメリットが意味をなさなかったのも悲しい。 この作品、人気があって完売してしまった。もう一枚分残っていたら、大き目に作って交換させていただいたのに。 仕方ないので、お直しもするし、返品もお受けする、と提案した。が、返事はない。少し小さいが着られるのでこのままで着ます、ということなら良いのだけれど。作品自体は、オブザーバー知人友人にも可愛いと評判のもの。私も気に入っている作品だけにとても残念。 これを機に、iichiの規定を調べてみた。取引中はキャンセルできるが、(原則として)作品受け取り後は出来ないことになっている。 買い手の方のご都合による返品・交換はできません。ご了承下さい。ただし、手元に届いた作品が注文した作品と異なる場合や、破損していた場合には売り手と十分にご相談いただいた上で、当事者間で返品・交換等の手続きをお願い致します。 今回のケースは規定では返品不可である。サイズの件も明記してあったので、こちらの落ち度ではない。 オンラインショッピングの、しかもハンドメイドの販売である。写真や説明文を充分読んで了解して購入してくださいね、色や素材感など(写真で見て)「思っていたのと」異なる場合もあるかもしれませんけれど、そういうことも了解の上で選んでくださいね、ということであろう。 色や素材は、まず写真に撮る段階で実際とは異なってしまう。それを各々環境が異なるモニター画面で見るわけで、なかなかそのままは伝わらないと思う(一度、「思っていた通りの色でした」と感想をいただいたことがあるが)。 一方、サイズは明記しているので、「思っていたのと」異なることはないはずであるが、これが違うのだ。私たちは実際のサイズではなく、サイズ感で暮らしている。モノの大きさはこれくらいだと「思っている」のだ。 ところで、★2の買い手の方は、果たしてご自分の洋服のサイズを測られただろうか? メジャーやモノサシを持っていなければ、測れない。もしかしたら測っていないのではないか。自分はいつもMサイズの服を着ている。だから正確な胸幅なんかはわからないけれど、文中に(M)とあるし大丈夫、と「思った」のではないか。 これからのこともある。なるべくジャストサイズで、柄も色もデザインも気に入っていただき、しかも着心地良く着ていただきたい。自分サイズを測ってください!!という注意喚起をちょっとくどいくらいに書き足すことにした。同じMや9号でも、デザインや着る人の体型でサイズ感は異なるので、そのことも加えて。けれども問題はメジャーやモノサシを持っていない方である。 何か良いアイデアはないだろうか。誰の部屋にもあるものでモノサシ代わりになるもの。ティッシュペーパーの箱などはどうだろう。長辺は22.5cm、短辺が11.5cmである。A4の紙は29.7×21、官製葉書は14.8×10。今後は取引ナビでサイズを測ったかを必ず確認することにしよう。で、メジャーが無いという方にはティッシュの箱の長さ×2+指二本くらい、とお伝えしよう。あ、スマホも良いかも。iPhone6×3.5とか。 ちなみに、この後の二点はいずれもサイズ明記でオーダーが入り、いずれも、サイズはぴったりだった、気がかりだったサイズも問題なかった、着心地が良い、とコメントをいただいている。    
  • 07/13 2018

    友人の超簡単浴衣リメイクワンピース

    友人からLINEに写真が届いた。 ダンナの浴衣から作ったワンピース。 前記事「夏はもう浴衣Tしか着ないかも & 男もの浴衣地がかわいい!」 に触発されて作ったのだという。 嬉しいなあ。 眠っていた浴衣がまた一枚復活を遂げたということと、応援してくれていた友人が「じゃ自分でも作ってみようか」とトライしてくれたこと。 しかもあっと驚く超簡単リメイク! 作り方は以下。 ①衿とおくみ、袖をほどく ②前後身ごろは脇も背中心もほどかず、丈を裾から胸までの長さにカット(裾折り返しも解かずそのまま利用) ③前身頃前中心を縫う ④ほどいた袖を横使いしてヨーク(+袖)とし、前後身ごろと縫い合わせる ⑤衿あきを(かぶって着られるよう)ボートネックにカットし、肩から袖先とそで下を縫う ⑥アイロンで接着できる裾上げテープで衿あきを処理 ⑦袖口を折り返して縫い、ゴムを通す ミシンかけは15分程度という。素晴らしい!  「脇をほどけばもっと布地を節約できたけど、めんどくさいからそのままにした」これも素晴らしい!! 「(濃い色の浴衣は透けないし)プール行きに重宝してます。ほんと、男物浴衣っていいですね。」 更に嬉しかったのは「(つくるのが)とっても楽しかった」という一言!  

 

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