PHP脆弱性、手当てしました!

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いやいやいや、個人情報の漏洩が止まりませんね。

とりあえず、漏洩が報じられたアカウントのパスワードなどを適宜変更。
で様子見していたら、ちょっと嫌な感じのニュースが流れてきました。

『PHPに脆弱性見つかる…』

多くの人は「なんのこっちゃ?」と思われるだけでしょうが、
実はこのサイトもPHP(というプログラミング言語)で作られ、作動しているのです。

いやな感じは、展示会のお知らせ記事を書く際に管理画面で見かけた、
『PHPを最新にしろ!、さもなくばそのうちサポートも受けられなくなるぞ!』
というお触れ書きが頭の隅にあったからだと思います。

PHPはバタバタしてるときなんかに触るもんじゃありません。
バージョンが変わると、テーマ(サイトデザイン&構成ファイルの束)や、
機能を拡張してくれるプラグインとバッティングしたりして、
へたをするとサイトが表示されなくなります。

”いきなりページが真っ白に!”に、ある程度の耐性はある私ですが、
やっかいで手間暇がかかること必至、展示会が終わって余裕ができてからにしよう、
とその時は画面を閉じたのでした。

知らなかったけれど、世界中のサイトの70%はPHPでつくられていて、
なんと日本は90%だそうです。

ここに重要なことが潜んでいます。
報道ではくどくど説明されないけれど、この際だから少し書いておきます。

サイト開設は実はすっごく簡単なんです。
PHPの知識も何も全く不要で始められます。

一昔前のウェッブサイトはプロにつくってもらうもので、
ブログサイトは、アメブロとかにアカウント作って写真と文章をのっけるぐらい。
でもあるとき、超簡単で、カッコ良いデザインも選べて、
かつオリジナルにカスタマイズもできる、
画期的なブログ構築無料ソフトが登場。

その名をWordpressといいます。

オープンソースで誰でも開発に参加でき、利用もできる。
どんどん色んな機能が向上し、登場から10年あまり、
2015年頃には単なるブログ制作アプリから、
世界中で利用される本格的なCMS(Webサイト管理システム)に成長、
企業サイトや店舗サイトにも使われるようになったのです。

レンタルサーバーも期に乗じ、
”ワンクリックでサーバーにWordpressをインストールできる!”をウリにし始めました。
誰でもサーバーを借りて(無料もあった)、ボタンを押してテーマを選び、
ワープロ感覚で記事を書くだけ。

カスタマイズは私などにはとても楽しく、わらわらとサイトを作ってしまいました。
気が付いたら10個ぐらい。
問題はだんだん手が回らなくなって放置気味になる、ということです。

私のサイトのPHPは7.3でした。
2019年の12月に更新した、とブログ記事に書いています。
なんと7年前。しみじみしますね。月日の経つ速さに。

幸いなことに、8.3への更新が、私はまだできました。

がしかし、あまりにバージョンが古すぎて更新が出来ないサイトが、
なんと半数くらいあるらしいのです。

PHPを更新するためには、まずWordpressを最新にしなくてはいけません。
テーマとプラグインもしかり、です。

ですが、すべてのテーマやプラグインが、進化し続けるWordpressやPHPと並走して、
更新プログラムを提供しているとは限りません。
無料で提供されたものは特にそうで、
どれほど便利であっても、使い続けるには不具合だけでなく、
脆弱性というリスクが生じます。

生じるのですが、テーマを変えたり、別のプラグインを探したり、
そういう手間暇を、多くの人はかけられない。
ましてPHPの更新などでサイトが変になるなら、
今はちゃんと表示されてるし、このままでいいじゃん。

と、あっという間に10年たつわけですね。

中には無料サーバーで作ったものの、しばらくして面倒になり、
そのうちIDもパスワードも忘れてしまった、なんて人もかなりいる模様。

こうなるともうなすすべがありませんが、
無料サーバーの場合、一定期間更新が無ければ、
サーバー会社がPHPを強制更新したり、アカウントを凍結したりするので、
それほどの脅威ではない。

問題は自営業や中小企業が業者に頼んでつくってもらい、
保守点検契約など結ばずにそのまま放置しているサイト。
あるいは趣味サイトをサーバーの有料プランで始め、更新しなくなっても、
削除するのが惜しかったり、面倒だったりで放置。

これら相当数の[デジタル空き家]に最悪の場合起こるかもしれないこと。

  • ハッキングされる
  • スパム送信に悪用される
  • フィッシングサイトを置かれる
  • 検索結果から警告される

情報漏洩では被害者だけれど、サイトを放置してると加害者になる(かもしれない)。

有料サーバーで契約が継続していれば、サイトは生きたままです。
運営者が見ていないとトップページはそのままなのに、
裏で怪しい広告を1000ページ精製されたり、
勝手に偽ブランドサイトやギャンブルサイト、
怪しい投資サイトへのリンクを大量につくられたり…。

これが運営者には見えない、というのが怖いです。

先日、購入した材料について確認したくて、某サイトを訪れました。
[メンテナンス中、10/21~終了未定]となっていました。
このサイトは今手当の真っ最中、ということですね。
もう10日ほどたっていますが、業者も忙しいに違いありません。
でも、きちんと気づいて、安全性が確認されるまでサイトを閉じる。
良心的で、正しい対処です。

一方で、古いPHPのままなのにそのヤバさに気づいていない多数のサイトは、
そのまま表示され続けている。

それなのに、[Wordpress利用のすべての人にワーニングが出ていますよ!]
ということが、なぜかあまりアナウンスされていない。

更新していない古いサイトで不要なものは削除する。
私も4つたたみました。
残すサイトは手当てする。自分でできない場合は業者に頼む。

一つでも多くのサイトがワーニングに気づき、
少しでも早く手当てされますように!

そうして誰も、知らないうちに犯罪の片棒を担がされる、なんてことになりませんように!

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