つぎはぎだらけの泥大島、
ここまで大切にされた着物地を見るのは初めてで、
そのことに敬意を評してチュニックに仕立てることにした。
問題は布地がリメイクに耐える強度があるかどうか。それでキルト仕立てを思いついた。裏地を紅絹にしたら擦り切れても赤が覗いてかわいいかも。が、紅絹は洗っても洗っても色が出る。ためにし端切れを一緒に洗ったら、泥大島がうす赤くまだらに染まってしまった。
生地はたっぷりあるので、同じ泥大島を出来る限り裏にも使うことにした(一部は胴裏の白生地使用)。ステッチを入れる作業は大変だったけれど、何とかクリア。
これって、着物で言うところの袷である。着たらホンワカあったかい。
100%オリジナルデザインで、それはいいのだが、生地の斜めづかいを後悔した。やたらくたら伸びてしまうのだ。
余った端切れでスカーフも完成! このスカーフ作りが楽しかった。
このあと10月は紫縞ウールでハーフコートジャケットを縫った。11月初旬の旅行用。写真を撮る暇もないので、その話はたぶん帰国後、かな。
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